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2013年4月22日 (月)

相続分 相続って何だろう

誰が相続人になるかのところで、相続人のパターンには、
1 配偶者
2 配偶者+子
3 配偶者+直系尊属
4 配偶者+兄弟姉妹
5 子
6 直系尊属
7 兄弟姉妹 があると説明しました。

遺言がない場合、それぞれの相続人がどれだけもらう権利があるのか、もしくは、義務を負うのかというのが「法定相続分」です。
法定相続分の次の割合によります。

配偶者 1/1
配偶者 1/2 + 子 1/2
配偶者 2/3 + 直系尊属 1/3
配偶者 3/4 + 兄弟姉妹 1/4

子、直系尊属、兄弟姉妹が数人あるときは、平等に分けます(※)。

配偶者の割合が多いと思いますか?少ないと思いますか?
子、直系尊属、兄弟姉妹は、たくさんいればいるほど、一人ひとりの割合は小さくなりますね。

このような割合で、権利を持ち、義務を負うわけです。


相続ってなんだろうと考え込んでしまうときがあります。

相続財産が5000万円あり、相続人が妻と子2人の3名の場合、相続分は、配偶者が2500万円、子が1250万円ずつということになります。

被相続人のお父さんが持っていた財産は、お父さん一人で蓄えたものでなく、妻や子の貢献もあってのことでしょう。
その貢献度が妻:子:子=2:1:1と考えられるから、相続財産もそのように分けるべき…、と思いますか?

または、被相続人の財産は、相続人の生活保障という意味もある…と思いますか?

妻が長い期間、別居していて婚姻関係が破綻状態だったとしても、2500万円をもらう権利があるわけです。
子の一人が音信不通でまったく親の面倒を見ず、お父さんが亡くなった途端に権利を主張してきても、2500万円をもらう権利があるわけです。

権利は平等であるべきですが、この平等を相続で考えるとき、割合的な平等では、不公平になるときがあります。


この不公平を遺言の作成で正すことが可能です。
遺言者のために尽くしてくれた人にたくさん財産をあげる。
遺言者の自然な気持ちだと思います。

法定相続分は、遺言がない場合に法律が解決を図るために定めた割合だと考えます。
遺言(遺言者の意思)がまず尊重されます。こちらが原則です。
今は、原則と例外が逆転していますね。
遺言の作成で真に平等な相続を実現することができると思います。

半分ボヤキでした。

※ 民法第900条第4号但書の説明は省略してます。

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さかした司法書士事務所 司法書士 坂下恵司
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